ちょうど1年前、こんなことを書いていました。
この御方は常連さんだけれど、
何度お話してもその内容には魅力がなく
だから眠くなってしまうのかもしれません。
この御方とは、今も時々お話をしています。
この御方、以前よりも
話と話の「間(マ)」が長くなっているように感じます。
それは、時間にすれば5秒~10秒程度ですが
「沈黙の時間」ってもっと長く感じるし
心地いいものではありません。
「沈黙の時間」は耐えられない。
だから女性から積極的に話をする。
それも一つのやり方で、
そんな姿勢で取り組んでいる女性は心から尊敬します。
じゃあ、私はどうしているか。
答えは簡単。
相手が話し出すまで待っています。
「沈黙の時間」をきっかけに
すぐ電話を切る方もいるし、
またね、と話をおしまいにする方もいますが
お互い沈黙のままでも、電話を切らない方もいます。
もともと、このお仕事で私は「聞き役」に徹しています。
これは「無理せずに続けられる」私なりのやり方で
必ずしも正解というわけではありません。
話し方、話の内容は人それぞれで
それぞれに違った魅力がありますから。
そんなわけで、「沈黙の時間」は
ほとんど気にすることがありませんでした。
が。
ここ最近、別の常連さんが
さらに長い時間「沈黙」するようになりました。
20~30秒の間、ずーーーっと黙っています。
寝ちゃったかな?と心配になり
「もしもし?」と言うとすぐ返事を返してくれます。
(話のネタが尽きたのかな?今日はもういいよね)
(もう切ってくれないかな・・・)
という心の声は伝わらないようで
沈黙→「もしもし?」→「ハイ」が何度も続くことも。
沈黙したまま電話を切らない心境は
私には全く想像できませんが、
それでもまた電話してくれる常連さん。
感謝しないとね。